
“すごい”駅前が
大きく変わります!
すごい駅前プロジェクト
大東市デッキ再整備





駅前デッキ整備と共に、市民の期待を背負った駅前商業施設が誕生。
40年以上に渡り大東市民から愛された大東サンメイツが、2021年4月に全店舗閉店。

長年市民から愛された跡地に、かつてない複合的な価値と規模を備えた"駅前新複合都心"として「すごい駅前プロジェクト」が誕生。
駅デッキ直結の圧倒的な近さやアプローチのしやすさに加え、駅を中心にした各種生活利便施設へも至近距離の便利さ。
さらに、この暮らしやすさを285家族にお届けできるスケール。
惜しまれながらも閉店した商業施設は、姿を変えこれからも人と共存していく—。


コンセプト
愛着がうまれる、
わたしの広場
この広場では、市民が自分の好きなように広場をカスタマイズし、自分の好きな場所を作っていくことができる。
誰もが愛着がわくような広場、「地域愛着」を目指して。
広場の固定設備である舗装や街灯、欄干などは、美しい風景や思い出のシーンに対する「感情的愛着」を生み出すベースとなる。「機能的愛着」を生むための仕掛けとして、アタッチメントを用いる。
- 英訳:【愛着=Attachment(アタッチメント)】
- - 付着、連結、接続、取り付け
- - 愛情を持つこと、愛着、愛情
アタッチメントにより、イベント時だけでなく通常時にも、市民の主体的な活動を誘発し、個人のお気に入りが集まった豊かな広場となる。

ダイアグラム
3つの要素
広場は△の3つの要素をベースに構成されます。ベースとアタッチメントの組み合わせが無限大の居場所を作る。
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ガイド(グリッドシステム)
舗装デザインをグリッドで構成することで、機能的かつ整頓された美しい広場を作ることができる。また、グリッドはアタッチメントの際に補助線となり、既存の構造物とグリッドのズレが利用者の関わりしろとなる。
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よりどころ(照明、欄干、ベンチ)
照明や欄干などの固定設備は、ロープやタープなどをアタッチメントすることができる仕様となっている。そこがよりどころとなり居場所が生まれる。グリッドと構造物とのずれでできた歪な形は、人との場所、人同士の関係に強弱をつくり、新しい空間を生み出す。
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めじるし・よはく(あかり、舗装、凸凹)
街灯の灯りに集まる人、夜間のライトアップで浮かび上がる広場、のような賑わい空間をつくる。グリッドの上に構築したパークレットを円形で切り欠き、ベンチやテーブル、花壇を取付けることで、人の居場所を生み出す。
幾何学のなかに、優しい包まれた空間を生み出す。

アタッチメント(可動式什器や取り付けアイテム)
ベース(:補助線 △:支持体 :居場所)にアタッチメントすることで、市民が自由に新たな居場所をつくり、多様で美しい景色を生み出すことができる。

ベースとアタッチメントの関係
平面計画
平面計画
多様なイベントに対応するため、吹き抜けを塞ぎ、フラットで大きな空間を広場に作る。照明のポールや欄干はアタッチメントのよりがかりとしても機能する。日没後には光が駅前の景色を描き出す。グレアレスの眩しさのない照明は上質な印象を演出し、欄干沿いの重心の低い光はくつろぎの場を形成する。

- ※イメージや平面計画は検討段階のものであり、実際とは異なる可能性があります。